ゲーミングPCの購入を検討されている方や、最近ゲーミングPCを購入したての方の中には、ゲーミングPCの消費電力がどれ位の金額なのか気になる方もいるでしょう。
実際、ゲーミングPCの電力消費量は決して低いものではありません。
油断していると知らずに電気代高騰のあおりを受けることになりますので、ゲーミングPCの電力消費量や節約方法などについてご紹介します。
ゲーミングPCの電気代について
まずはゲーミングPCの電気代について、基本知識にあたる部分についてご紹介したいと思います。
なんとなくは理解できているが、詳細までは把握できていなかったり、そもそも知らなかった情報もあるかと思いますので、一通り目を通されると安心できる内容となっています。
ゲーミングPCの電力消費量について
ゲーミングPCは電気で稼働するものですので、当然利用には電力を消費することになります。
そして、ゲーミングPCの場合、この電力消費量において知っておくべき特徴があります。
通常のパソコンよりも高い
ゲーミングPCの電力消費量は通常のPCよりも高い数値となっています。
そのため、通常のパソコンと同じ電気代になると考えている場合は、請求時にその金額差にビックリしてしまうことになるでしょう。
この金額の差は、動かしているアプリがゲームの方が重いというのも関係していますが、最も大きな要因としてはグラフィックボード、いわゆるグラボの存在が大きいです。
そのため、ゲーミングPCではなくても映像関連のクリエイターが使用する業務パソコンでも、同様に通常のパソコンよりも電気代は高くなる傾向にあります。
スペックによっても電気代は異なる
ゲーミングPCの電気代ですが、実は同じゲーミングPCというカテゴリーのパソコンであっても、そのスペックによっても電気代は変わってきます。
当然ハイスペックのゲーミングPCになればなるほど、各パーツで消費される電力量は多くなりますので電気代は高くなります。
なお、スペックの高いゲーミングPCを安定稼働させるには、適した電源ユニットでワット数を確保する必要があります。
そのため、自作ではなくBTOや市販のゲーミングPCで確認する場合は、上記のようにワット数でおおよその電気代を算出することが出来ます。
ゲーミングPC以外にも電気代はかかっている
「ゲーミングPCの電気代」と聞くと、ゲーミングPC本体の電気代だけと勘違いしてしまう事が多いです。
しかし、実際にゲーミングPCでゲームを遊ぶとなるとそのゲームの画面を出力するモニターが必要になり、そのモニターにも電気代がかかります。
もちろんゲーミングPCの消費電力量に比べればモニターの消費電力量は少量ではありますが、何台もモニターを設置したり高輝度で設定、付けっ放しといった使用方法となるとそれなりに電気代がかかってしまいます。
モニターの電気代は意外と盲点ですよね^^;
ゲーミングPCの電気代の計算方法
上記でご紹介しているゲーミングPCの電気代ですが、こちらは事前に計算して算出することが出来ます。
ゲーミングPCの購入前に具体的に必要になる電気代を計算しておきたいという方もいると思いますので、その計算方法についてもご紹介しておきます。
電気代の計算式
ゲーミングPCによる電気代の計算式ですが、以下の計算式で求めることが出来ます。
消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電力量単価(円/kWh) = ゲーミングPCの電気代
ここで言う「消費電力」はワット数のことを指しておりゲーミングPCのスペックで確認が可能、「使用時間」はゲーミングPCの起動時間を指しており、「電力量単価」はご家庭で契約している電力会社が提示している数値となります。
この計算式式を用いることで、1日にゲーミングPCで電気代がいくらになるか計算できます。
電気代計算の具体例
それでは、この計算式を用いて実際に私が所有しているゲーミングPCで電気代を計算してみます。
ちなみに、私が購入したゲーミングPCはこちらの記事で紹介しています。
私が購入したゲーミングPCはmouseのG-Tune DG-I7G70というモデルで、電源が750W(0.75kW)というミドルスペックとなっています。
ゲーミングPCの稼働時間ですが、ゲーム自体は1日1時間ほどですがYouTubeやこのサイトの更新作業などもゲーミングPCで行っていますので、合計で2時間/日といったところです。
そして電力量単価ですが、我が家は関西電力を楽天でんきで利用しており、プランSの従量課金33.98円/kWhの契約をしています。
この3つの数字を計算式に当てはめると、以下のようになります。
消費電力0.75kW × 使用時間2時間 × 電力量単価33.98円/kWh = ゲーミングPCの電気代50.97円/日
このように私の環境では1日に約50円の電気代がゲーミングPCだけで必要になると求められました。
なので、1か月換算でいくと50円に30日をかけることで、ゲーミングPCにかかる電気代が月に1,500円かかっていると算出できました。
ゲーミングPCの電気代を節約する方法
ゲーミングPCにかかる電気代ですが、「意外と余裕では?」と思われる方もいれば、「結構かかってるな」を感じられる方もいるでしょう。
実際、単身で普段から電気をそこまで消費しない方であれば、ゲーミングPCだけでこれだけの電気代がかかるとなると負担に感じられる場合もあるでしょう。
そこで、少しでもゲーミングPCにかかる電気代を減らすためにできる節約法をご紹介したいと思います。
推奨される節約方法
まずは、ゲーミングPCの電気代節約のために是非とも推奨したい節約方法をご紹介します。
未使用時は電源を切る
1つ目の節約方法は、ゲーミングPCの電源を付けっ放しにせずに、使用しない時は細目に電源を落とすというものです。
もちろんトイレ休憩など数分間の離席程度であれば電源はそのままが望ましいですが、外出など数時間でも開ける場合は電源を落とすことが推奨されます。
特に24時間付けっ放ししている方は、これだけで大幅な電気代節約が実現できます!
スリープモードの採用
基本的に最近のゲーミングPCであれば、スリープモードがデフォルトで搭載されています。
もちろん数時間使用しない間隔が空く場合は電源を落とした方が良いですが、30~60分程度の微妙な感覚では電源を落とすのは手間に感じるでしょう。
そこで役立つのがスリープモードで、電源は付きっぱなしではありますが、それでも電気代の節約に貢献できる機能となります。
不要なアプリはタスクキル
ゲーミングPCの中でもミドルスペック以上のモデルであれば、複数のアプリを並行して稼働させていても使用に影響しないことが多いです。
しかし、使用感は同じでもパソコン内での処理能力には大きな負荷がかかっていますので、消費電力量はどんどん上がってきます。
なので、不要なアプリに関してはタスクキルを実行して、出来る限りゲーミングPCにかかる負荷を減らすように心がけましょう。
負荷が高くなるとファンが高速回転しだすので、その騒音で気づけるでしょう。
可能であれば実行したい節約方法
次に紹介する節約方法は、無理に実行する必要はありませんが、タイミングが良かったり元々検討していたという場合にのみオススメできる節約方法となります。
電源ユニットを見直す
ゲーミングPCなどに使用される電源ユニットには「80PLUS認証」という規格が存在しています。
この規格には6段階のグレードが設けられており、グレードが高ければ電気の変換効率が高まりますので、今よりもグレード高い電源ユニットに付け替えることで毎月のゲーミングPCにかかる電気代を減らすことが出来ます。
ただし、電源ユニットの交換となると当然それ自体にかなりの費用が掛かりますので、電源周りに不具合が出始めているという状況になった際に検討する程度に留めましょう。
モニターの輝度を下げる
ゲーミングPCでゲームを遊ぶ場合は、ご紹介の通りゲーミングPC本体だけではなく、モニターでも電力を消費します。
そしてモニターの消費電力はモニターで設定している輝度の強さで変動します。
明るくすればそれだけ電力を食いますし、明るさを抑えれば消費電力も抑えられ電気代の節約にもつながります。
ただ、あまりにも輝度を下げすぎると、ゲームの映像美の魅力が半減してしまいますので、ここは無理に下げずに目に優しく映像も楽しめる良い塩梅を自分で意識するようにしましょう。
グラボの交換
ゲーミングPCの命ともいえるグラボですが、これを最新型に買い替えるという手段も電気代節約に繋がる事があります。
今まではグラボは新モデルが登場するたびに電力消費も高くなる傾向にありましたが、最近のグラボは最小限の電力消費で稼働できる機能が搭載され始めています。
この機能のおかげでグラボの性能アップと電気代節約の両立が可能となりました。
ただ、ご存じかと思いますがグラボはそれ単体で非常に高額な商品ですので、こちらも電気代節約のために買い替えるのではなく、グラボの買い替えを検討し始めたタイミングで電気代節約もおまけで得られる程度に考えておきましょう。
まとめ
ゲーミングPCの電気代の計算自体は非常にシンプルなものですが、ゲーミングPCのスペックだったり普段の使用時間など、様々な要因で変動しやすい費用となっています。
中には、ゲーミングPCの影響で毎月高額な電気代が請求されてしまうという方もいるかと思いますので、ご紹介している節約方法を試していただければと思います。
また、これからゲーミングPCの購入を検討されている方は、この記事が少しでも参考になればと思います。